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中高一貫校に通っている中高生のための数学勉強法
中高一貫校ではご存知の通り、数学の授業の進度がとてつもなく速い。
しかも6年間頑張り続けるのが前提のカリキュラムになっている。
この速いスピードで数学を『きちんと』習得しているのはせいぜい2割程度であろう。
中学受験が終わったばかりなのに、6年間頑張るはずがないのです。
何度も書いていますが、数学を『きちんと』やらなければ高校数学は伸びません。
すべてを『きちんと』やるのに越したことはないが、6年間頑張ってすべてをきちんとやるのは不可能である。
気を抜いたりしてしまう生徒が非常に多い。よく言う『中だるみ』とかである。
ではどうすればよいのか。
『優先順位』を考えて、完璧にやるべきことと、後回しにすること、を区別するのである。
数学には
『土台となる部分』と『後からでもなんとかなる部分』とがあります。
『土台となる部分』については絶対に手を抜かずにきちんと習得し、
『後からでもなんとかなる部分』については気を抜いても構わない、
という風にメリハリをつけて勉強するように指導します。
このように優先順位を考えて勉強する方法こそがプライオ式勉強法です。
子供たちがやる気になって頑張り出した時に『土台』ができていた場合は非常に効率が良いのです。
逆に、『土台』ができていなければ手遅れになります。
ですから、絶対に『土台』を優先して『きちんと』習得すること(優先順位的勉強法)をお勧めします。
手遅れになる前に優先順位を知っていただきたいと思います。
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